骨盤矯正
骨盤矯正とは、歪んだり開いたりした骨盤を、人間本来が持つ生理学的に正常な状態に戻すよう調整することを指します。 骨盤の歪みは誰でも日常生活を送っていれば起こるもの。歪みは運動・食事・睡眠がバランスよく成り立っていれば体が修正できる可能性がありますが、その歪みを元に戻す力を持っている人はほとんどいないといわれています。
自力で治すことのできなかった歪みが少しずつ体に残っていくことで、肩こりや腰痛、猫背による体調の悪化、頭痛などのさまざまな悪影響を引き起こしてしまいます。骨盤矯正ではこれらの諸症状を改善に導いていきます。 では一体「骨盤が歪む・開く」とは、どういった状態なのでしょうか。 骨盤とは、腸や子宮などの臓器を包み込んでいる骨のことで、仙骨、仙骨下部の尾骨、仙骨の左右にある寛骨(坐骨、腸骨、恥骨の3つを指します)の5つの骨から成り立っています。人間の体はこれらの骨盤を受け皿として、その上に内蔵が吊り下げられている構造となっています。 骨盤が正常な状態であれば、内蔵は吊り下げられた状態をキープすることができますが、骨盤が開くと吊り下げられている内蔵が下降します。そうなると内蔵のすきまに脂肪が貯まるため、骨盤が歪んだり開いたりすると太りやすくなるといわれます。また、骨盤が開いた不自然な状態が続くと、エネルギーが消費されにくくなるということも原因のひとつと考えられます。